平成6年の第1回から既に15年連続の開催となる「かわちながの世界民族音楽祭」の特徴は、“民族音楽(ワールド・ミュージック)”を主題としていることです。
まだまだ一般的には馴染みのない音楽ジャンルでありますが、故に、非常に独自性の高いイベントとなっています。その結果、「かわちながの世界民族音楽祭」は、全国から愛好者が観に来られるようになり、「かわちながの世界民族音楽祭」というフェスティバルが、ひとつのブランドとして定着してきています。
しかし、一方では、“知る人ぞ知る”公演ではありますが、地域に広く認知されているとは言いがたく、今後の継続を判断するための大きな岐路に差し掛かっているのも事実です。そこで、平成21年度からは、これまでのノウハウを基に、より親しみやすいイベントとするために、企画運営委員会を組織し、市民が積極的に関わって頂ける場を創出しています。
このように、市民が参画するイベントとして成長を遂げた「かわちながの世界民族音楽祭」は、まだまだ多くの可能性を秘めており、河内長野市の文化を振興するために、大きな役割を果たすと確信しています。市民に参画を促すには、単に場を設定するだけでは成立しません。場を創る為の下準備が必要であり、市民との日頃のコミュニケーションが重要です。
河内長野市文化振興財団は、あらゆる財団の活動を通じて市民との信頼を築いてきました。その結果が、「かわちながの世界民族音楽祭」の企画・運営委員会の運営に繋がっており、これも財団の成果の一つと考えます。
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開始年月 | 1992年~ |
練習日 | 月4回程度(土曜の夜を原則に一部日曜昼・夜あり) |
募集時期 | 演奏会毎(ラブリーニュースやホームページに掲載) |
参加費 | お問合せください(ラブリーホール:TEL0721-56-6100) |
練習場所 | ラブリーホール |
活動内容など | ラブリーホールが開館した1992(平成4)年の年末、「第九」を歌うために集まった市民によって結成されて以来、今日まで9回の「第九」の他、モーツァルトやヴェルディの「レクイエム」、ハイドン「四季」、メンデルスゾーン「エリヤ」など、混声合唱の名曲演奏会を42回にわたり重ねている。合唱団員は演奏会毎に募集されるが、一流ソリストを迎え、オーケストラ伴奏で合唱大曲を歌える当団の魅力は広く知られ、多くの愛好者が参加し、その歌唱水準も年々向上している。今やその存在は、河内長野の文化発信に欠くことのできない大きな柱となっている。 |